店主から

 今、日本の殆どの地方が人口減少という大きな課題に直面しています。もちろん我々の地域も同様です。

 菓子屋に限らず、地方で商売をするということの意味を常に考えますが、一つの答えとして私は、その地方に来ていただく方々を増やす事ではないかと思っています。

 それはその土地に根ざした文化や風習を受け継ぎ、咀嚼し、再発信するということです。情報と物流が発達した現代だからこそ、あえて地方に出向いて体験していただく事が付加価値になるのではないでしょうか。

「地産地消を地消地産と読み替える」現会長の4代目がこの「店主から」に寄せた言葉です。

私も同様に、この一関・平泉地域でとれた原料を加工するという「身土不二」の概念が、わざわざ来ていただくための基本的な付加価値になると信じております。

この地域の素晴らしさを、食という観点からこれからも追い続けて参ります。

代表取締役社長 小野寺 宏眞